2006 10/13 10:54
渦巻二三五
昨日、夫が病後初めて自力で通勤した。
電動車椅子で駅（無人駅）まで行って、電車に乗り、杖ついて徒歩で会社へ。そして帰りもタクシーではなく自力で帰ってきた。
駅前で横断歩道を渡りきる前に信号が変わってしまったそうで、向かい側からおねえさんが焦って
「引っ張りますか？」
と声をかけてくれたそうな（笑） 引っ張られても困る、と思ったそうですが。でも、ありがたいことです。
道の段差を越えようとしているときに、
「せーのっ！」
と横から声をかけてくれたおばさまもいたそうです。
ほんとは自分のタイミングで足を上げたいのだけど、頑張ってかけ声に合わせようとしたとか。
障害のある人にとって何が親切なのか、私たち健常者にはわかってないことが多いけれど（障害はほんとに一人一人違うのでわからないのは当たり前だと思う）、でも私、障害者の家族としては、そうやって気にかけてくれる人たちがいるということが、嬉しく有難く、ほっとすることなのです。