廃人がポツリとつぶやく部屋4[797]
2006 11/03 23:02
蒼木りん

雌猫を飼っていると、仔猫が産まれるのです。
4・5匹のはだいろの残る、目が開かなくてぷるぷるふるえながらもぞもぞしている仔猫。
いつも、
明日捨てる という前日には姉が
父に講義していました。「小さくても命を捨てるな(死)」と。
それでも、結局は 一匹だけ残して捨てられてしまうのです。
毎年、毎回それは くりかえされ、いつしかそれが仕方のないことになってしまった。
諦め と、ひそかな抵抗。
ひそかな抵抗感への
仕方がない、諦める、切り捨てるという、言い訳。

リセットしたような気の満足。

抱えかこまれている満足。

確定とは言い切れない この言葉と単語。
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