04/04 19:02
佐々宝砂
>>157とか
貧乏金持ちの問題なんじゃなくて、都会と地方の問題なんではないかしらと思う私です。
建坪率についての問題は、片野さんのご意見がとても視野が広くユニークな意見だと思いました。あるいは、都会のひとは、屋上に緑地をつくったっていいんです。ベランダやプランターをおくだけでもいい。軒先に小さな鉢を吊すだけでもいい。もっと緑がほしい、環境がいいところに住みたいというのなら、里山があり泳げる川が流れるような山村に住めばいいではありませんか。まだまだ過疎化が進行中なので、山村側では歓迎してくれるでしょう。
私の実家は田舎、ではありますがそれほどものすごい田舎ではなく、まあほどほどの地方都市です。東海道沿いですから、まあまあ交通は便利です。病院と学校はいまいち遠いですけど、就職先は充分にあり、沖縄や大阪など失業率の高い地方から仕事にくる人がたくさんいます。現在の私は、実家からすこーし離れたとこに住んでまして、二束三文の土地だけはいくらかあります。当然ですがほとんどは緑地です。つまり住むにはとてもいいところなんですよ。ときたまいわゆる芸術家がやってきて、住んだり、別荘に暮らしたりしています。彫刻をやるひとや、舞踊(よくわかんないけどちょっとみには暗黒舞踏のようにおっかなかった)をやるひとたちだったりします。詩人は見かけたことがありません。もしかしたらひっそりと近くに暮らしているのかもしれません。
ですが、私の同級生たちの三割ほどは都会に行ったまま、戻ってきません。故郷にとどまっている人も、あまり里山の手入れはしません。お金にならないからです。でも私は田舎が好きで、この土地が好きで、だからここに住んでいます。都会に出ればよかったと後悔したことはありません。