2006 11/29 17:36
あおば
夕方の会合に出かけるので知人とうらさびしいバスに乗る。混んでいたがバスは曲がりくねった小雨の道をグイグイ飛ばす。立って居るのが辛いのだけど、なんとかガマンできる程度なので知人と無言で会話をしていた。終点まで乗っていくので経路を気にすることはないのだが、いつの間にか黄昏て、バスは雪が少し積もっている雑木林の間を北海道のようにぶんぶん飛ばしていく。少し怖いけど運転手は雪道になれているから安心していると、後ろの席が空いたので坐る。乗客は少しずつ減っていて、空席も目立つようになっていた。後方を振り向いたら雪の原野をジーゼルカーで一直線に走っている、前を見直したら線路は見えないが雪を押し潰してスピードを上げている。途中の駅で降りたら、真っ青に晴れ上がり太陽が眩しい。東京近郊にもまだこんなに広大で悠々とした風景が残っていたと、最近どこにも出かけなくなっている自分を悔やんで、切れているバイクの保険契約して、この周辺に写真撮影に来ようと考えている。そして、バイクすれに載せる文面を頭の中で推敲しはじめている自分に苦笑した。
#疲れがとれたらしく寝起きは良かった。