2006 04/04 23:16
まきび
黄色くて丸めの(あひるさん足こぎボートを彷彿とさせる玩具の木の車みたいな形の)車の、運転席に父が、助手席に私が座っている。
辺りは酷い交通渋滞。妙に明るい車外には、ピンクやパステルカラーの似たような車が沢山。弟は何故か外でうろちょろしてる。
私が開いた助手席側のドアから外を眺めていると、なんと!タイヤはひしゃげ、サドルはとれ、所々部品がとんでしまった赤い一輪車を前に立ち往生している外人二人。一人は少し情けない顔で面長、顎がしゃくれぎみで少し縮れてウェーブがかった金髪の痩せ型白人。目の周りはそんなにほりが深いわけでもないが、やはり外人、鼻は少し高い。背は高くて、髭のそり後が青い(しかし恐らく、現実では金髪の白人は髭も金だろう)
もう一人の外人は、外人とは思えないビンゾコ四角眼鏡をかけて、髪は薄くてちょろっと垂れた黒髪が少しカールしていた。胴長短足、全体的にがっちりしてい
たが、背は低かった。こちらも鼻だけは高かった。顔の真ん中で、鋼のような存在感で一直線を描いていた。二人とも、白い(しかしくたびれた)下着のようなタンクトップを着て、工事現場でよく見掛ける黄色いメットを被っていた。
助けを求めるように辺りを見回す男達。しかし、彼らが外人だからだろうか、誰一人手をかさない。
すると、彼らに寄って行った者がいた。なんと、我が弟だった。父と私がよせと言ってるのも聞かず、「どうぞ」とか「こっち」と言いながら車へと誘導してくる。弟ははしゃいだ様子で、妙に楽しそうだ。
そうこうしているうちに、とうとう外人が到着して、金髪の方が勝手に車に乗り込んだ。ここでよく分からないのだが、助手席に座っている筈の私の右横に座った。おそらく私はいつのまにか、後部座席に移動していたらしい。私はとりあえず挨拶をしなくてはと思い、「Nice to meet you.My name is 〇〇(本名)」と素早く言った。金髪は、「大丈夫ですから」と、少し片言混じりの日本語で答えた。なんだ、日本語いけるのか。少しがっかりした。
その後、車は道をそれ、ぐんぐんと坂を下る。坂を降りきると、ガソリンスタンドの売店のような、パーキングのような開けた場所に出た。下は相変わらず舗装されていて、うちの車がとまったスペースには、綺麗に白線がひかれていた。
その場にはすでに、一輪車を横に、外人の片割れが佇んでいた。父はどうやら店に行き、彼等の一輪車の修理を手配してやったようだ。
彼等は父に感謝し、父の手をとって誰かの名前を告げ、その人にもこの恩を伝えとくと言ったようだ。夢の中なので、彼等の頭の中が直接伝わり、私の頭の中に黒人の顔が浮かんだ。丸顔で、小さめの目をしている。サングラスはかけたりかけなかったりで、口髭は生やしている時もある。おでこには数本の皺が刻まれているが、恐らくそれほど歳はとっていないだろう。
私はその黒人を知らなかったが、父が喜んでいるようなので、R&Bの歌手なのかもしれない。
ここでめが覚めた。
詳細にかきすぎてしまいました。。
私はたいがい夢を見ます。そしておぼえています。何年もさかのぼれます・・・
意味はないけれど、、意味のないゆめなので(汗)
ながくてごめんなさい。