2005 11/30 01:30
佐々宝砂
また本屋の夢をみてしまった。
平屋建てのその店は広く明るく田舎の本屋にしてはバカに品揃え豊富で特殊な学術書や絵画のたぐいも置いていた。店中央に実験台のような机がふたつあり、大きめの、顕微鏡撮影可能な顕微鏡があり、二人の店員がレンズを覗いていた。一人は小さなインセストの化石みたいなものを見ている。顕微鏡横にはプレパラートが山積みになり、撮影を終えると別な店員がプレパラートを入れ替えにやってくる。もう一つの顕微鏡は何を見てるのかよくわからない。そばに寄ってのぞきこんだら、その店員が調べているのはガンプラの部品だった。
私は何をするでもなくこういうとこで働きたいなあと思っていた。