2004 08/25 16:31
こもん
石版を抱えるようにして、わたしはうずくまっていた。
なにが書いてあるかはわからない。きっと読めなかっただろうし、読んだ覚えもない。
わたしがいる部屋のようなところは、なんていうか、もののどしっとした存在感があるようなところではなくて、どこかひろい空間と連なっているような、
それでもどうにかして仕切られて部屋のようになっているといった感じだった。
窓やドア(扉がない、くり抜かれた枠だけ)の向こうには、通路がいっぱい分岐したり、隣り合ったりしてるのが見えた。
でもやっぱり、そこは部屋ではなくて、どこか広いところだったみたいで、
タイヤのホイールぐらいの大きさの、うすっぺらい円盤が、UFOみたいなジグザグな移動で、どこからか浮いてるわたしの頭上すぐところにきた。
そしたら、力みたいなものに、姿が見えない何かに、鼻をひっぱられるようにして、上に上に連れていかれた。
円盤は、さっきよりも光っていて、わたしの上昇のペースにあわせていっしょに上昇した。
そのあいだに、いくつかの光の球みたいなものとすれちがった。
抱えてた石版はいつのまにか、丸い石の球になっていた。
そしたら、わたしの身体が、その丸い石の球の表面に沿うように、それをくるむように丸まっていって、いつのまにかサッカーボールぐらいになった。
いつのまにかわたしは、羽が生えた子供みたいな小さいやつの群れにいて、その小さいのはわたしを使ってバレーボールをしたり、サッカーをしたりした。
わたしはできるだけ、その群れの真ん中のほうは恐い(どうしてかすごく恐かったし、わたしにはその小さいのは鳥人間に思えて仕方なかった)から、
その外れのほうにどうにかしていこうと思ってもがいてたら、
気付くとわたしはプールの中を潜水していて、水面に顔を出すと、自宅のお風呂場で、着てる服はびしょびしょでずっしり重くて、顔を出すときに鼻に入った水のせいで咽喉が痛くなって、咳き込んだら、目がさめてた。
#さっき昼寝してて見ましたぁ。いつもは断片的な感じなんですが、ひさしぶりにちゃんと連続してました。