夢を見たら書き込むスレ[112]
05/11 21:46
佐々宝砂

今朝みたゆめ。

東海道筋の由比・蒲原あたりの海岸を、夫と歩いている。と、突然ものすごい音響があたりに響き渡り、国道を走りながら西の方からキングコングがやってきた。それだけじゃなく、追っかけられた群衆がどどどどっと走ってくる。はぐれたらアウトのような気がしたから夫と手をしっかりつないで、群衆を避けて南側の浜の方に逃げようとしたが、はぐれてしまった。そのままどどどどっとキングコングと群衆は走り去っていったが、夫がいない。困ったなあと思い、ともかくなんか高いとこに登ろうと、浜にあったクレーン車みたいなのに登った。するともうひとり同じようなことを考えた男が登ってきた。薬指に指輪がある。話をきくと、新婚旅行に行く途中だったのが、このあたりで妻とはぐれたという。困ったねーと言い合っていたら、今度はどんどんと潮がひいてゆく。異常な引き方で、すぐに津波がくるんだとわかった。これはやばい。というのでクレーンに乗ったまま由比の山の方に登った。みるまに高波が襲ってきて、しばらくたったら引いた。海辺の家はあらかた流され、そこらへんに死体がたくさんあった。死体をなんとかしようもないから、とにかく私の母の実家に行こうと西に歩いた(母の実家は静岡近辺)。ご都合主義なことにすぐ到着した。家に入るとひげだらけの顔をした私の夫がいた。ものすごく怒っていた。はぐれた私のことを怒っているのか、どこかの男と帰ってきたことを怒っているのか、手を放してしまった自分のことを怒っているのか、あるいはそれ全部で怒っているみたいだった。私はなんだか急に夫のことがどうでもよくなった。最大級の危機のときに一緒にいた名前もしらん男の方が大切に思えてきた。

目を覚まして思いましたが、実際こういう場面では、一緒にいた名前も知らん男のことを好きになるだろうなと思いました。いわゆる吊り橋効果ですね。
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