2006 04/26 11:59
チアーヌ
一人目の出産の時、俗に言う難産になりました。原因はいまだによくわからないです。
破水から始まったので、陣痛は最初から5分おきで、最後は休みナシで痛かった。本に書いてあった「陣痛は休みがある」というのは嘘だと思った。最初は15分おきとかいうのも嘘です、個人差あります。
出産後すぐに取った個人的記録では、痛みの種類は「大男にハンマーで腰を撲られ続けるような痛み」。それが半日近く。
食べ物飲み物全部吐き、過呼吸になってビニール袋を頭から被せられ、お腹の上に助産婦さんが乗って腹を押し、膣のほうからなんかをずぼずぼと入れてなんかやってるのだが、陣痛の方が痛いのでそんなのさっぱり痛くも痒くもなかった。陣痛計のようなもので痛みの度合いを測っているのだが、相当痛いはずなのに子供はさっぱりと降りてこないという。途中で止まってしまっているのだ。
所謂難産で、昔なら「母子共にダメでした」のパターン。
「うぶめ」の伝説を思い出し、そうかこんなに痛くてこのまま死ななくちゃいけないのなら妖怪になるのもよくわかると実感した。
体力の限界近くなり、結局ダメで、手術をすることになったのだが、手が震え、休みない陣痛に苦しんでいるので同意書が書けない。そこで夫が呼ばれた。夫はわたしを見てびっくり、自分ではわからなかったけどベッドも本人も血だらけですごい状態だったらしい。
で、結局帝王切開で無事出産しました。昔でなくて良かった!ちなみにこんな話は珍しくもない、難産で帝王切開になった人なら大抵語る話です(笑
今の時代だからまさか、と思ったけど、陣痛の最中は本当に「死ぬかも」と思いました。