詩がかけない〜![23]
2006 03/05 03:14
クリ

「スランプでしんどい」と思ったことは、思い出す限りない。
ここんとこ数ヶ月書いてないけれど、「書けない」とは感じてない。
それはいろいろ理由があるのだけれど、ここには関係ないので書かない。
書かなければならない人ってーのは、たとえば契約でいついつまでに原稿をあげるみたいな枷が掛けられている人だけ。
自分のために書かなければいけない、けれど書けない、っていうのは多分書かなくてもいいのであって、ただの強迫観念。
病気です。
書きたくて書けないときは、たまにある。最近分かったのは、「方法論」に固執しているからなのだ。
無意識に「詩はこういうもの」という枷=枠をはめているだけだと思う。
一時期、あらゆる形の「詩」を試したことがある。
タイポグラフィ、アナグラム、字数そろえ、対話形式、自動筆記、句読点、読者による択一方式、RPG形式、いろは歌、暗号、マニュアル、シノプシス風、脚本風、等々。
必ずと言っていいほど、誰かが既にやっているので、飽きました。
誰かの詩を読んだら書けるかも知れない、ということはあるけれど、それは「パクリ」とか「亜流」の域を抜け出せるわけもなく。

要するに、「詩」ではないものに感動したら、それを言葉にしようとする、それが突破口になってきた。
でも今の僕の突破口は「音」なので、あえて言葉にしたいとは思っていない現状。
「詩でなければならない」と思い込んでいたら、ほとんど何もできないらしく…。

#「まとめよう」とも、思っておらず…
スレッドへ