詩がかけない〜![131]
2006 08/16 22:52
かのこ

生活をしていて
つらいことが無くなって
そうすると、詩が書けなくなって
何とか書こうとしても薄っぺらでしょうがない。
それどころか、以前自分の書いた詩を読み返すと、悪いわけではないのに
なんだかこれを書いて、悦に入ってた自分がバカみたいに思える。
そして、そう感じた端から、自分がひどくつまらない大人になったみたいな気がしてきて
すごく、悲しいような、虚しいような・・・
でも、よくよく考えてみれば、
つらいことが無くなったわけではない。
幸せが無くなったわけでもない。
つらいことも幸せものうのうと飲み込んで
そっから何も生まれない、そんな体になってしまったんだ。
詩のない生活って、何て薄っぺらで虚しいのだろう。
こうやって詩が書けない、詩を嗜めなくなった自分を見放すことなく、
ちゃんと向き合っていれば
いつかまた、もっといい詩が書けるようになるだろうか。
何せ、今書けないものは書けないのだから
いつか書けると思っても信じにくいのだけれど
このまま詩が書けずに、仕事や恋愛ばっかりに溺れる生活なんて絶対に嫌だ。
どうせ生きるのなら詩を書いて生きたいのだ。
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