九州の人を集めてみようの会[265]
2006 07/28 23:08
松本 卓也

下がりまくっているので、ここで僕の思いを演説します。

諸君 私はカレーが好きだ
諸君 私はカレーが好きだ
諸君 私はカレーが大好きだ

カツカレーが好きだ チキンカレーが好きだ チーズカレーが好きだ から揚げカレーが好きだ
ソーセージカレーが好きだ スープカレーが好きだ カレーパンが好きだ ライスカレーが好きだ カレールーのみも好きだ
福岡で 長崎で 大阪で 仙台で 名古屋で 札幌で 東京で 出張先で 旅先で 故郷で
この地上で作られる ありとあらゆるカレーが大好きだ
白いライスに ルーを半分だけかけられているのを スプーンに半分ずつ掬うのが好きだ
見知らぬ土地に出かけた時に カレーの匂いがどこからとも泣く漂った時など 心がおどる
トンカツの衣に カレーがたっぷり染み込み 口の中で溶けあうのが好きだ
日本横断の 出張旅行の最中 全国のココイチに立ち寄り カレーを食べ尽くした時など 胸がすくような気持ちだった
最後に更に残った ルーを必死にかき集め 締めの味わいに じっくりと浸るのも好きだ
新しいトッピングを試し 本来の味とは異なる スパイスのハーモニーを知った時など 感動すら覚える
旅先で敢えて 地元の名産物と 何の関係もないトッピングをする時などはもうたまらない
注文を取る店員が 研修中の名札を下げている 明らかに入り立ての新人で
注文の声が裏返っているのを聞くのも最高だ
哀れな同伴者が 何でとんかつ屋でカレーなんだと 抗議の声を上げたのを 適当な理由で切り上げ
無理矢理カレーの匂いを嗅がせる時など 絶頂すら覚える
可能な限り多くの トッピングで埋め尽くすのが好きだ
食べられない量のカレーを注文し 最後には残ってしまうカレーを見るのは とてもとても悲しいものだ
辛さに耐え切れなくなり 水をポットごとおかわりするのが好きだ
氷が十分に入ってなくて 口に運んだ水が生温いのは 屈辱の極みだ

諸君 私はカレーを 飽きるほどのカレーを望んでいる
諸君 私に付き従うカレー愛好家の諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なるカレーを望むか? 情け容赦のない 1300gのカレーを望むか?
スパイスの限りを尽くし ルーが真赤になった 業火の様なカレーを望むか?

カレー!! カレー!! カレー!!

よろしい ならば明日はカレーだ
我々は満身の力をこめて 今まさに皿に振り下ろさんとするスプーンだ
だが この暗い闇の底で 3日もの間 堪え続けて来た我々に ただのカレーではもはや足りない!!

カレーを!! 一心不乱にカレーを!!

私はしがないサラリーマン 年給300万あるかないかの独身貴族に過ぎない
だが店員の諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 最高のカレーを彩る集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで 引きずり下ろし 眼を開けさせ 思い出させよう
連中にカレーの味を 思い出させてやる
連中に我々の カレーをかき混ぜる音を思い出させてやる
天と地とのはざまには 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千人のキレンジャーの集団で カレーを食べ尽くしてやる

店舗入店開始 メニュー閲覧開始
完了!! 全食欲 全欲求 解除
「いらっしゃいませ ご注文は いかがなさいますか?」
注文 とんカツカレーにチーズをトッピング!!
注文を確認し 調理を開始せよ
征くぞ 諸君
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