廃人がポツリとつぶやく部屋3[982]
2006 07/02 08:38
「ま」の字

益野A「私は自分の詩の読者層というものが想定できません」
益野B「それは単にあなたの詩が人をひきつける魅力に欠けているということではないのか」
益野A「その点についてはある程度は認める。引き続き努力してまいりたいが、しかし冒頭の疑問とは別のことだとして話してもらいたい。私の詩がレベルアップしたとしても、この路線に共鳴する人がいるのだろうか」
益野B「君は“この路線”といったが、まだその路線が十分見えきっていないではないか。見えきっていない“路線”であることが、君のレベル不足の原因なのではないか」
益野A「そういうことか」
益野B「そういうことだ。が、もう一つ原因かもしれないものがある。」
益野A「何だ」
益野B「君が今(やや不鮮明であっても)とっている“路線”自体が誤りだということ。つまり君が根本的に未熟だということ」
益野A「そのように原因が2つ考えられることがいつもわずらわしい。しかし、基本的に今の“路線”をやっていく。これは私のものだから。血肉と呼んでいいものだから。」
益野B「そうなると君の言う読者層は、これは君が新たに作らねばならなくなるよ結局」
益野A「そういうことだと認識する」
益野B「そういうことだと認識せよ」

AとBの認識がこのように一致したあと、
Aが呟く「どうしてこういうことになったのか・・・」
益野Bそっぽを向いて答えない。しかし内心こう思う
「(それは分かっていたことだろう。君の好んで書く「野」はそもそもそういうものではなかったか。君が「野」に好意を持っても、「野」は君に好悪さえ持たない。君の見る人生も世界も、そういうものだったはずだ)」

益野A、次の詩をどう書くか考えている。

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以上今日の落書き、させてもらいます。
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