雑談スレッド3[141]
02/05 09:07
川村 透

奥主さん
僕は最近、「詩人」と周りから呼ばれたときに、それを引き受けよう、と思うに至りました。人のことはわからないので、僕のことを書くのですが、僕はFPOMからFCVERSE創設の頃は、厳密に言って今のところ「詩、のようなものを電子ネットワークに預け続けている人」である、という定義でもって、詩人ですかと問われればの話ですが、答えていました。けれども、片野さんから声がかかり詩集を出し、友人や兄貴分から出版記念パーティを開いていただき鳥羽の市長やらお歴々にまで披露し、そればかりか詩のボクシングに出て東京まで行ってNHKにまで写ってしまえばせまいまちですから道を歩いていても「詩ぃかいとる変わったおっさんや」と言われてしまうわけで、詩人と呼ばれてもしょうがないわけです。ここで気づいたことは、良かれ悪しかれ「詩」というものに対するその人なりのイメージをある意味公に代表することを期待して僕の顔や体めがけて「詩人なんですか?」という確認のメッセージを浴びせかけるのです。
詩人というのは肩書きではなく、属性みたいなものかな、と思います。けれどそれが多分名刺などに書かれてあると受け取った人は肩書きとして名乗っていると解釈するわけなんでしょう。例えば僕の名刺には、伊勢志摩NPOネットワークの会事務次長 協働コーディネート担当、と書いてありますが、NPO活動家とは書きません。詩集のオンデマンド出版urlは書いてありますが、詩人とは書きません。僕は僕が何をしている人であるどのような役割を担っているのかを端的に伝えたいために名刺を渡すのであって、プライベートなひととしての属性を紙一枚で伝えたいわけではありません。未来のあるべき理想の属性を伝えたいわけではなく今、公に伝えるべき自分の立場とやっていることを伝えたいだけです。なんだか変に厳密な話になってしまった。
スレッドへ