02/01 12:49
佐々宝砂
「あいつはラプラス」! うわーうわー懐かしい。それって確か単発か連作短編で掲載されたやつで、不思議な男の子が出てくるおはなし、でしたよね。その男の子、いつも目の部分を髪の毛で隠していて、髪の毛をどかすと目に当たる部分がくぼんでいるだけて、目がない。もし間違ってたらごめんなさい。あのマンガを書いたのは誰だったのかなあと前から思っていたのです、もし三浦みつるで間違いないのだったら、わかっただけでもうれしいです。で、「ふしぎ倶楽部」というのは「おもしろ倶楽部」だか「面白倶楽部」だかじゃなかったかしら、SF風のマンガ。あまり記憶はないのだけど、読んでいたと思います。
さて。私、ほんとは70年代後半〜80年代前半の少年マンガの恋愛ものが、あまり好きではありませんでした。「うる星」はラブコメ的な面が強くなるまではかなり好きでしたけど、「跳んだカップル」「虹色Town」なんか大っ嫌いでしたし、最近だって「ぱすてる」みたいなのは苦手でした(嫌いだったり苦手だったりするなら読むなよ……)。そんな私が「The かぼちゃワイン」好きだったのは、ひとえに、でかい女の子とチビな男の子のラブコメだったからでありまする。あんまりそういう話ってないですから。
男性向きのAVには(私が知る限り)いろんなシチュエイションやパターンがあって、ロリータ・熟女・義妹・義姉・義母・義理じゃない妹とか姉とか母とか・隣のおねーさん・おばちゃん・それ通り越しておばーちゃん・ナース・教師・警官・メイド服・チビにでっかい女に巨乳に貧乳果ては体操選手のアクロバットその他いろいろもろもろ、それこそ猫耳猫しっぽ好きのためのヲタAVすらありそうに思います。なんでもありで、ある意味うらやましいです。
女性向きのAVそのものは少ないので、AVはおいといて恋愛ものの話にします。かつて、女性向きマンガ・小説・ドラマの恋愛もののパターンというものは、実はかなり限られてしまっておりました(今は少なくとも少女マンガの世界ではかなりパターンが豊富です)。たいていの場合、男性側の主役は、背が高くかっこよくスポーツマンでおりこうさんでした。ハーレクイン・ロマンスあたりを読むとおわかりになると思いますが、大人向けになるとこれにテクニシャンで金持ちという要素が加わることが多いです。そんなわけで、「背が高い女と低い男」というパターンの恋愛ものはマコトに少なく、おそらくいちばん有名なのは『君を見上げて』、元は小説でTVドラマににもなったはず(誰がでてたかは忘れた)。映画だとダスティン・ホフマンの出てる「アガサ」と、マイケル・J・フォックス主演の「摩天楼はバラ色に」あたり(このふたりの俳優、ちっこいので好きでした←笑)。そんなものまであさらねばならないほど、女で特殊な趣味(?)の人間はけっこー難渋してたのです。ま、それもいまはむかしの話になりました。今はさきに書いたようにマンガならいろいろありです。いい時代になりました。
(一部勘違いによる間違いがありましたので訂正しました)