雑談スレッド3[102]
01/28 11:06
川村 透

話の流れとはあまり関係ないのですが、メモ代わりに

昨日は「発語」ということを考えていました。実は昨日地元の中学校で総合教科っていうんでしょうか、バンドで歌う、PAで歌おうという授業で一応講師役のひとりをやってきました。僕たちは地元のおっさんバンドを組んでいて、僕はサブのボーカルをやっていて、今回僕らのバンドに講師をやってくれという依頼があり仕事の都合を無理やりつけて行って来たわけなんです。

僕は、もじもじしている地味な中学生にコーラスでバンドに参加する楽しさを教えるという役割でした。そこで感じたことは、「ラ」という声をおなかから出す、ただそれだけのことへのためらいや恥ずかしさがあることに今さらながら気づかされたんです。声をマイクに載せる楽しさの前に立ちふさがるもろもろの逡巡が痛いくらいに伝わってきたのでした。でも一時間もすると少しずつ少しずつ殻が取れてくるって感じがしたんです。

体を動かせば心が動くし、心が動けば、それが声になる。ただ「ラ」の音ひとつでもい。
みたいに中坊たちに言って聞かせました。すこしは伝わったのかなぁ、と。仕事にもどりながらとりとめもなく考えているところです。
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