恋文[124]
04/21 01:45
yozo
きみが
私達が恋人だった時ね?と呟いた
膝で眠る結晶を撫でて
だから私達が恋人だったときを思い出そうとしたのだが
思い出は過ぎ去った記憶を取り出す作業なので
どうしても浮かばずに困るわたしを見て
しょうがないなぁと言うその姿にも
わたしの胸が音をたてる
君の膝でうずくまる結晶が
起きやしないかちょっと焦る
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