マンガすれ[43]
2005 09/25 22:11
安部行人

今日のボクシングは長谷川が物凄い貫禄でとても初防衛とは思えず。堪能堪能。
というわけでボクシング漫画を挙げて見ましょう。

松本大洋「ZERO」
10年間タイトルを防衛しつづけるミドル級王者・五島雅の物語。
ボクシング「しか」ない人間にとって、リングを降りるのは死ぬときだ。

谷口ジロー/狩撫麻礼「青の戦士」
試合が減るのが恐ろしくて、底知れない自分の力を抑えるために酒を飲んでリングに上がる
「負け星のメイン・エベンター」礼桂(レゲ。ほんとにこういう名前なんだよ)。
黒人プロモータ、ダンジェロ・ドレッディにその真の力を見出された礼桂は、彼によって
世界戦のリングへと上がる。

この2作、「ボクシングの漫画」として充分であり、かつそれを超えた何かについて
語っている漫画として見事に出来上がってます。
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