マンガすれ[372]
2007 01/15 21:56
吉岡孝次

別におすすめというわけでもないのだが、
本宮ひろ志『男一匹ガキ大将』は、おそらく今の十代が読んでもそんなに違和感がないのではないかと思う。
あのままの作風で青年誌に現に載っかるところから、そう判断した。

自分にとっての古典的名作漫画は望月三起也『ワイルド7』と塩森恵子『希林館通り』なのだが、『ワイルド7』は全くのフィクションでありながら時代の空気との結びつきが緊密であるし、『希林館通り』もホームドラマがTVで人気を博していた頃の社会で呼吸したことがないと(それでなくてもドタバタなのに)理解されないかもしれないので、今読んでも面白いかと聞かれても、わからない。
#でも、両方とも台詞廻しは秀逸(だと思う)。
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