マンガすれ[334]
2006 10/31 19:17
松岡宮

二日連続で漫画喫茶に行った。やる気のない、激安ランチをそこで食べて、おなか壊した。だけどそんなメシを出してくれる、まんきつ大好き。

それはともかく、りぼん、とか、マーガレットとか読んだ。
最初はなんか読みにくいなと思ったが、だんだんとその文脈に慣れてきた。

「死んだママがスーパーモデルで自分も駆け出しのモデルをやっている女の子が、周囲の人に励まされて、もっと素晴らしいモデルになるわと決意する」話や、「お金持ちで天涯孤独の女の子に、なぜかイケメン執事がついて、お嬢様、お召し替えをいたしましょうとか言ってくれる。(エッチは要求されないようだ。)その執事も含めてみんな主人公のことが大好きで、わたしを取り合うのね」みたいな話などがあった。ほかにもいろいろ、いっぱい読んだ。

読んでいるうちに、だんだんといろんなものがよみがえってきた。そうだ、わたしもかつては、ゆうゆうと2次元だった。2次元のわたしは学園のヒロインで、内気で、好きなひとがいっぱいいた。ちゃんとスリムだった。親は優しかったけど幼児期に亡くして、天涯孤独でお金持ちだった。ということになっていた。バスケ部のマネージャーだった。かな?太めで地味で優しい親友がいたんだったな、2次元の。

ああ、思い出してきた。昨日今日、まんきつでG痢に苦しみながら、だんだん身体に2次元の血が流れてきた。どきどきするわ。楽しいね。わたしはそうだ、ここにいたんだ。なんのために結婚をして、なんのために社会人として鍛錬されてきたのか。社会の中で生きてゆくためにたくさんのことを学んだと思うけど、そんなものがとてもあっさりと消え去ってしまった。ごめんなさい皆さん。まんきつ大好き。
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