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2005 09/23 22:32
たりぽん(大理 奔)

ジャンル:邦楽ロック・その他

ザ・ナンバーワンバンド:もも (VICL-2055 )VICTOR

80年代の初頭にこんなすごいアルバムが、しかも小林克也によって発表されていたとは・・・

まず一曲目の「うわさのカム・トゥ・ハワイ」。ジャパニーズラップの古典的名作と私は思っている。何度聞いても飽きない、そしてそこに込められたメッセージの普遍性。これを聞かずにジャパニーズラップの歴史を語るなかれ。

次に4曲目「六本木のベンちゃん」。ゲストミュージシャンである桑田佳祐がボーカルに参加。曲も同じくである。これを聴かずに「桑田さいこーだよね」などと言ってるSASファンがいたら(もちろん居ないとは思うが)間違いなく必聴だ。そしてそこに込められたメッセージの普遍性。これを聞かずにSASの歴史を語るなかれ。

そして10曲目の「ケンタッキーの東」小林克也がジェームス・Bになっとる。そしてそこに描かれる鶏たちの壮絶な生き様。スローフードへの回帰が叫ばれる今の時代にこそ響いてくる普遍的なメッセージ。そのた豪華ゲスト。

このアルバムと青春時代を過ごせたことを感謝している。

1982年にまだ生まれていなかった若者達よ、買ってでも聞くべし。おすすめです。
(ほぼ間違いなく、レンタルにはない。100万曲を誇るらしいITMSにもない。邦楽に強いと自慢のMoraにもない)
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