02/24 16:20
佐々宝砂
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「手垢のついた言葉」がどんなもんかは知りませんが、
それを避けるための私の方法は「SFを読むこと」です。
「造語」についての私の知も、その大半はSFで得ましたので、
やっぱり私の方法は「SFを読むこと」です。
冗談ではなく、このうえなく真剣に私は喋っております。
詳しくは今夜私が書く予定の雑文「独学の数学者」をお読み下さい。
それよりも、あなたkirscheさんに教えておきたいことがひとつあります。
「教えて」くんは嫌われる傾向にあります。とことん嫌う向きもあります。
私個人は、蘊蓄を傾ける楽しみを得られる場合もあるから、そんなに
「教えて」くんが嫌いではないですし、他人に「教えて」と問いかけることの
できる性格をうらやましくさえ思います。
kirscheさんは特別に知識がない方のようでもないので、もしかしたら
私たちを試しているのかしら、と邪推したりもします。考えすぎでしょか。
ところで昨年、国体で宇津木妙子さんのチームの練習を見る機会がありました。
最大の驚きは、試合そのものよりノックの機械的な正確さでした。
あれほどまでに正確無類なノック練習というものを、私は見たことがありません。
夢が人生をつくろうと、人生に夢があろうと私にはどちらでもかまいません、
しかしいずれにせよ、人を魅惑するすばらしい試合の背景には、
機械的で冷徹なあのおそろしいほど正確なノックがあるのだと思いました。