2026 02/25 16:04
atsuchan69
組織における善玉菌理論
1. 「正当化」による不正の加速
犯罪心理学の不正のトライアングル理論では、不正が起きる要素の一つに「正当化」を挙げている。
批判のない環境: 批判が封じられると、リーダーや特定のグループは「自分たちの行動は組織(または理想)のためだ」という強力な正当化を行いやすくなる。
チェック機能の喪失: 貶し合いのような「無遠慮な突っ込み」が消えることで、小さな違和感を口にすることが「和を乱す行為」と見なされ、結果として大規模な不正を見過ごす土壌が完成する。
2. 「言論の自由」の抑圧と独裁の確立
歴史を振り返れば、多くの独裁体制は、まず言論の自由を奪い、議会や反対派を無効化することから始まっている。
単一の正義: 「綺麗な言葉」や「共通の敵」を強要し、それに対する疑念や茶化し(貶し合い)を禁止することは、権力を一点に集中させる最も効率的な手段である。
3. 「心理的安全性」の履き違え
現代の組織論でも、心理的安全性とは単なる「仲良しクラブ」ではなく、「対人関係のリスクを冒してでも、率直な意見や懸念を言える環境」を指す。
偽りの平和: 貶し合いを「マナー違反」として一律に禁止すると、メンバーは報・連・相を控え、忖度するようになる。これが進むと、トップが現実を見誤る「集団的浅慮」が起き、組織は自壊する。
「綺麗事」で覆い隠された闇を暴くためには、あえて泥を投げ合うような「不器用なコミュニケーション」を許容する余白が必要不可欠だと言える。
つまり、組織の善玉菌=室町さんのいる場所こそが【健全な場所】なのだ。