2026 02/28 08:29
室町 礼
うつくしいアゲハ
弱り切っている所を外敵に襲われるのではないか
あるいは人に踏みつけにされやしないか
花の下で安らかに死んでいくのか
分からないからいっその事
うつくしいまま
殺してしまった
よくわからない心理だ。
異常殺人者の心理かもしれない。
自分の身勝手な美学がアゲハにとって一番の恐怖であるかも
しれないという内省とは無縁な人にみえる。
ほんとうは外敵に襲われて死ぬほうがアゲハにとって自然で
うつくしいのかもしれないとは考えない。
人に踏まれるのが自然で必然であるとも考えない。
もちろんアゲハにとっては冷蔵庫に入れられようが
両手で粉々にされようがどっちでも同じことだろう。
一番不思議なのは最後になって突然、
うつくしいものは
うつくしいままに殺し
ありえない形で死体を壊す
自分の中の冒涜心に初めて気がついた
夏の終わり
いったい、いつ、どこで、なぜ、どのように、「冒涜心」に気づいた
のかまったく述べられていないことだ。
これは要するに「冒涜心に初めて気がついた」というお決まりの
いい子の発表会的なテンプレートが最初にあって、もちろん、
そのテンプレートで「頭なでなで」されることを知っていて、それだけ
で書いた詩だからじゃないかと勘ぐってしまう。
いまどきは武田地球もそうだけど、こんなのばかり。なぜなら、
国家にとっても資本にとっても財務省笑にとって出版社にとっても
もっとも都合のいい、お利口でやさしい詩人テンプレートだから
ではないかな?
中田満帆氏は、はからずも一番非難してはいけないことを非難して、
花緒の、つまりわけのわからないしろねこ社だっけ、そういうくだらねえ
詩に賞を出している零細資本の逆鱗を忖度する花緒の逆鱗に触れたの
でしょうね。