多様化する倫理観[697]
2005 05/25 02:04
ひろよ

顔の見えないこのような場所にコメントを載せるのは本意では有りませんが、お話させてください。私としては、沙月さんの言いたいことは、よく分かります。
子供を持つ親として、単純に考えても犯罪を増長させるのではないかと不安になる要素は、ネットの中には沢山有りますよね。
サイバー犯罪が情報化の進展に伴い急激に増加しているのも確かですし、その手口も悪質化、巧妙化する傾向にあります。
電磁的記録を対象とした犯罪、コンピューター、ネットワークをその手段として利用した犯罪として、インターネットに接続されたサーバーコンピューターにわいせつな映像を蔵置し、これを不特定多数の者に閲覧させるという行為が成立している例があります。
わいせつ画像をネット上に流したら、罪にとわれます。(頒布)
又、わいせつ画像を海外のサーバーに登録して日本国内のインターネット利用者に見せた場合やCD-ROMなどに記録した上で販売した場合も同様です(公然陳列、販売)
マスク処理についても、簡単に外せるわいせつ画像であれば罪に問われます。
インターネットは手軽に利用できる反面、知らない間に犯罪者となってしまう落とし穴があります。
節度を持って利用したいですね。
平成十二年二月二日に東京都内のプロバイダーのサーバー上にわいせつ画像を登録した結果、わいせつ図画陳列罪として検挙されてしまったと言う事例もあります。
法律はケースによってどの辺りから適用されるかが一つ一つ違っていますので、ここからが犯罪だ、というはっきりとした線はありませんし、其々に色んな考えがあっていいと思います。ですが、個人の人格や人間性の否定からは議論は成立しないと思います。規制論の話をするときにも、否定派、肯定派、両方に表現の自由があってよいと思います。
どちらにも最低限の常識や秩序などが必要と思います。
個人の考えを否定することからは何も生まれないと思いますので、お互いがそのような意見を抱くようになった経緯や心情を汲み取った上で議論できればと思いました。
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