多様化する倫理観[652]
2005 05/20 01:10
佐々宝砂

なんかくじけそうになったのですが、少し書いておきます。明日はご近所のじいさまのお通夜で次の日は葬式で、そのため、とあるイベントに出られなくなり、少々めげております。(ここまで余談)

現在許されている児童ポルノ的表現は、何度も何度も書いてきましたが、実写以外のものすべてです。実写じゃダメということの他には、なーんにも制限なしです。絵なりアニメなりなら何してもいいんです。もちろん文章でもそうです。法律上、そうなっております(法律が絶対正しいとは思っていません、念のため)。CGがOKなのは、それが実写じゃないからです。実写がダメなのは、実写を撮るさいに必ず児童を虐待することになるからです(これも何度も書いたなあ)。

でもそのうち、CGと実写は見分けがつかなくなります。これを指摘したヒトは、今ここではまだ私しかいないと思います。私の書くことは一部ぶっとんでおりますが、一応、現在の科学技術に基づいております。脳内が見えるようになる、なんてことは、SF作品内でない限り、書きません。しかし、CGと実写の区別は、今だって曖昧なくらいですから、数年以内に区別できなくなります。これは、DOLLや人間の姿をした動物なんての(どっちも私が出した極端な未来像ですけど)に較べると、すぐ未来に実現することです。そのときのことを今から考えるべきでしょ政治家サン、なのです。思うに、私のように児童ポルノ的表現を容認する人間よりは、「それはないでしょちょっと」と思う人間の方が多数派でしょうから、政治家サンたちは児童ポルノ規制にイラストやアニメを含めるようになると思います。たぶんそういう流れになると思います(いちいち念を押すのが面倒だなあといいつつ書きますが、私は、表現規制の流れに反対です)。

貧困国の児童売買春の実態がひどいということは、私も知っています。ひどい実態であるからこそ、もし彼女らを買い上げて(一度買うということではなく、人身売買の意味で買い上げて)、自分ちで大切に勉強させるよーなロリコンがいたら、そのヒトはいいとも悪いとも言えないじゃないさ、と思うのです。そのロリコンさんは、少女を助けたとも言えるのですからね。この発想は、藤子不二雄Aが描いた「ハレムの優しい王様」というマンガに出てきたものです。ハレムの王様みたいに七人の現地妻を養っていたマンガの主人公は、最終的に日本の新聞に叩かれて、少女たちを手放します。少女たちはどうなるでしょう? 行く先はもとの売春宿です。しかし何度も念を押しますが、私は別にロリコン支持ではありません。
#あくまでsage
スレッドへ