2005 04/22 13:29
山田せばすちゃん
>>133
Personality Disorder・・・人格障害の要素には脳内の器質的な要因も関わっている、という話ですね。
もちろん、「人格障害の器質的な要因が遺伝する→発現した人格障害の一部として幼児への性的嗜好の固着が起こる」という因果関係も必ずしもないとは言えないけれど、いずれにしろ「風が吹けば桶屋が儲かる」的な一例、原因となる要因以外にその他の環境などの要因が介在しなければ起こることのなかった一事例でしかないと考えます。
桶屋が儲からないように町中を防風壁で囲ってしまえ、というのが暴論であるのと同じように、幼児の性的被害を防ぐために遺伝子検査をしてあらかじめ要因を持つものは排除してしまえという優生学的な発想もまた、実現不可能な暴論です。
桶屋が儲からないために町中をアスファルトで覆って砂埃を防げ、とか、街を歩く人々に防塵メガネをかけて歩くことを義務化せよ、とか、三味線弾き以外の盲人の職業安定に努力しろ、とか、三味線屋が猫を捕まえるのを禁止しろ、とか、鼠を駆除しろ、とか、あらゆる桶を金属製に変えろ、とか、とにかくあらゆる考えうる要因をいちいちすべて排除せよ、というのも、それらに伴うさまざまな弊害を考えれば実際にはかなり困難な話で、だったら桶屋が儲からないようにするためには桶屋に儲けがあった時点で課税するというのが一番弊害が少ないのだ、ということを、俺は繰り返し繰り返し述べているのだけれども。
このたとえ話の意味がわからないという方は、その旨おっしゃってください。
ところで吉祥寺さん、「埼京線は朝の通勤ラッシュの時間帯から泥酔者でいっぱい」であるのかどうかの確認は取れましたか?