イベント雑談スレッド[85]
2008 05/19 20:48
松岡宮

イベント情報スレッドにも載っていました「私人図書室オープン記念?電撃茶会」行って来ました。面白かったです。自分のブログにも感想を書いたのだけど少し加筆しつつ感想を・・・・。

東京はさわやかな陽気の日曜日。私人図書室というのは、このフォーラムの詩集・詩誌のスレッドに詳しいのですが、T−THEATERでおなじみの白糸雅樹さん、奥主榮さん、鈴木もとこさん、大村浩一さん、西口広住さんが、共同で部屋を借りて、それぞれの蔵書をそこに保管して、貸し出しもしているというプロジェクトです。

場所は中央線の荻窪駅から少し歩いたところです。道がくねくねしていて、一人で行くのはちょっと難しそう・・・・。でも、雰囲気のある住宅街で、とても懐かしいような雰囲気、散歩によさそうな町並みです。

到着してみると、いわゆる2K(?)の風呂なしアパート。細い道を曲がった奥の、アパートが込み入っている中に小さく窓とすだれが見えて、これも懐かしい雰囲気。

中は、広いというわけではないのですが、すっきりと本が並べられて、とてもいい雰囲気でした。

読まれるために準備された本、ってのが、「あ〜本も喜んでいるなあ」という感じで、あと、開設者さんたちが、活字という共有財産をシェアしようとしている、その思いが伝わってきて、感動しました。本や活字への愛がないと出来ないことだと思います。

みんなが静かに読みふけっていると、奥主さんが「ねえねえ、この本もいいんだよ、聞いて聞いて」というふうに、自分がすばらしいと思うものを熱心に人に勧めており、そういうのっていいな〜と思いました。活字になった作品は、たくさんの人に愛されて広がってゆくことが、いちばんの喜びでしょう。

いちばん詩人に人気のあった書棚は大村さんの本棚だったかな、詩が充実してて。西口さんの本棚は、学者さんみたいで読んでみたい本がたくさんで、白糸さんの本棚は「楽しそう」な雰囲気でした。

なぜこんなふうに熱心に出向いたかというと、我が家の蔵書(特に夫の本)もヒドイありさまになっていて、なんとかしなくちゃと思ったからです。

で、私人図書室に影響を受けた私、
「よーし、となりのアパート1部屋借りるぞ!!」とか言い出して
夫に止められています・・・・。

・・・わたしをこんなに動かしてくださって、皆様ありがとうございました。

今ふっと思いついたけど詩人アパートってのも楽しそうですね。

松岡宮
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