ぼやき・愚痴・嘆きの野原[115]
2016 09/11 18:55
ハァモニィベル


安易なコメント は 真摯な作者 に 苦痛を感じさせるものだ。
コメントのあり方や質(それは「読む力」に絡む)という問題を1つには孕んでいる。

もう一つは、「素知らぬ顔存ぜぬ顔で何の答弁もしない」ということを批難していた者が、
素知らぬ顔存ぜぬ顔で何の答弁もしないのは、どういうことなのか、という問題も孕んでいる。

一見、ローカルな話題に見えて、問題の根は深い、ということに周囲が気づかないとしたら
それも又滑稽なひとつの話であろう。

ローカルな言葉の持つデノテーションとコノテーションは、土地の人間にしか触れえないニュアンスを
含むだろうが、そこに符牒としての意味あいを指し示してもいる。

「ルリデン」という語は、〈懐旧感〉と、〈愚劣なリフレインのCM〉というローカルなコノテーションを
共通感覚として喚起する面があることは確かであろうから、

評者と作者のあいだで、当該作品の題名と本文の関係をめぐる読解について、
深く議論されるのが望ましいところであろうが、

コメントが、批評というあるいみ崇高なものでなく、たんなる野次に等しいばあいは、
遺憾なことではあるが、おそらく掘り下げに耐えきれないに違いない。

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