しりとりの詩 3 [6]
2016 08/08 07:21
st

夜の空き地をさまよい  みえかくれする月光のゆらめきが
月見草にとどく頃には   夏の夜空は星影で満ちている

だれもいない       ひろい空間がざわめいて
ときおりふくかぜに    秋の気配はまだない

ゆれうごく        かげにおわれながら
逍遙のときはすぎてゆく
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