バトル・リング[61]
2005 01/14 01:45
佐々宝砂

>ダーザインさん

さーて、なぜ私が「クソみたいなポエム」を書くのか、それはここではなく、「批評散文」に書くので少々お待ち下さい。と思いましたが、今いそがしいし(ただいま蘭の会更新寸前、〆切ぶっとばしちう)めんどくさいので、ここに、つけくわえて解答とします。

ダーザインさんは、私の作品の料理法を御存じではありません。簡単に言いますと、私は意図的に「クソみたいなポエム」を書いているのであり、その理由を述べるにこの場所はふさわしくありません。というよりも、すでにさんざん説明したのでもう説明するのめんどくさいです。しかし、わかんないひとはわかんないかもしれないので、もうちょっと書きます。私は「三流怪奇詩人」であると自称しております。書きかけではありますが「ポエム派宣言」というものも書いております。業界用語を使って言うならば、私は、キャンプとしてのポエムを実践するべく書いております。そいで、ダーザインさんにはほとんど関係ないと思いますが、私個人のただいまの目標は、如何にキャンプとしてのポエムを脱し、ほんもののキッチュ(語義矛盾あり)を書くかということです。

少なくとも、私相手に「クソみたいなポエム」という批判をしてもケンカにならんのですよ。たとえば、既成のものを合成する手法でつくったものや、使い古されたイメージを使ったうえでそれを逆転的な意味で読み取らせようとした作品に対し、「どこかでみたよーな言葉ばかりだ」という批判は批判になりません。そういう人は、その作品の意図を読み違えているのであり、つまり、料理法を知らないのです。

あ、もうひとつつけくわえなきゃ。
私は「クソみたいなポエム」が好きなんですよ。好きなんです。本気で。
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