2005 01/18 01:47
汰介
>>162
そこからが、
>「廃墟の剥き出しの鉄骨と塵埃の向こうに、抜けるような空の青を」
の言葉の真骨頂だと思うんですけど。
その空の感じが、
何もかも自分以外失われた世界で一人で分かってもしょうがない。
結局は死ねと言っても、伝えられなければ意味ないんですよ。
それは例えば、本当に死ねと思ったとしても、結局現実に何人か発作的に殺して、逮捕されて、
供述で意味不明な事を語っているとニュースかなんかで言われて、
どっかの誰かに、「怖いね」とか「馬鹿だこいつ」とか言われてお仕舞い。
で、本人は、行動した、と満足してる。
それですら、経済活動に組み込まれていく。
そう言う原爆とか死ねとかの言葉ですら一方では、使い古されていると思うんですが。
それすらも飽きてしまった退廃。
そこで、自分とは関係ないし、いいや、と言う冷たさの上に色々な問題があるんだと思います。
大体、好き好んで、わざわざ恋愛詩をコケにしたくないですし。