映画館ポエム座[52]
2005 01/02 23:27
英水

どうやら、僕は映画の中の音楽にいかれることが多いらしい。

「恋する惑星」 ウォン カーワイ
エンディング(だったと思う)で流れるフェイ・ウォンの歌う「夢中人」。
クランベリーズの「Dreams」のリメイク。 
恋するってそういうことだったのね。 
映画の中の中国はあんなにスタイリッシュだったのに、俺の見た中国は、、、、
いや最高だった。
俺も恋してたぜ、スタイリッシュではなかったけれど。

「汚れた血」カラックス
疾走するドニ・ラヴァンにかぶるデビッド・ボーウィの「モダン ラブ」
ああ、恋するってそういうことなんだよ!

「2001年宇宙の旅」キューブリック
「ツァラトストラはかく語りき」宇宙ってすげぇな。
もはやこの映画のDVDを所有していることさえ、信じられないくらい。
それは、どんな宝石でさえ、しのぐ事ができない。

「Lost in translation」 ソフィア・コッポラ
どんな場面で使われていたのかてんで覚えてないんだけど、ケビンシールズの「City girl」
及びマイブラッディーバレンタインの「Sometimes」。
外人には受けがいいよね、この映画は。
お前はどう思う?って聞かれると、僕はいつもあれは東京のドキュメンタリーフィルムだよ、と答えてしまう。
でも、音楽はいい。

「ナビィの恋」中江裕司
ナイマンファンとしては、意外にこの映画に使われている「RAFUTI」がお気に入り。
妙なバイオリニストが弾くクレイグニッシュ・ヒルズ。
このハッピー加減は何なんだろう? 

「ピアノレッスン」ジェーン・カンピオン
まぁ、文句のつけようがないな、このナイマンは。
この映画は、映画がいいというよりも、ナイマンの音楽がいい。

「トーキョー・メロディー」
「東風(Tong-Poo)」を弾く坂本と矢野。
創造してゆく過程ってなんか美しい。
ヴェンダースの「都市とモードの・・・」もそうだったけど。
ああ坂本といえば「センメリ」。


「スワロウテイル」岩井俊二
「スワロウテイルバタフライ」ちゃら。せつねー。

ああ、また雪が降っている
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