2009 02/01 19:35
虹村 凌
久しぶりにまともな映画を映画館に見に行ったぜ。
ベンジャミン・バトン
作品賞にノミネートされてる作品。見に行った理由はそれだけ。
日本でもそろそろ公開だと思うけれど、ネタバレしないようにレビュー。
非常にアカデミックな作品で、賞取りに来てんのかなー?と思う。
欠点も見つからないが、素晴らしい長所も見つけ難い。映像は綺麗。
デジタルを圧縮せずに、そのままHDDに取り込む方式を採用したらしい。
映像は美しいので、それだけでも見る価値があると思うが、
うーん。俺は1800円出して見る気になるか?と言われたら微妙だ。
繰り返して言うが、非常にアカデミックで、よい作品である。
個人的に俺には合わない、と言うだけで、好きな人は好きだと思う。
ブラッドピットが青ジーンズ履くと、エドウィンのCMにしか見えない。
ちなみに、一番最初のシーンで、大体の話の流れがわかると思うけど、
非常に長いです。長いです。うん。
スラムドッグミリオネア
インドでのミリオネアを元に、一昔前の話を載せた感じ。
友情、愛、離別など、材料はあまり目新しくないが、非常に楽しめる。
こちらも作品賞にノミネートされているが、アカデミーっぽくない。
それだけに選ばれるかは微妙だが、選ばれたらアカデミーも変わるだろう。
女優が美人。主演俳優は、イモじゃないけどイケメンでもない。
ちょいと、ダッチアングルやゼロカットが多いのが目につくが、
他に個人的に嫌いな映像演出はなく、すっきりと見られる。
スラム、と言うのは考え物です。俺の知らない文化だから、なおさら。
金にまみれて死ぬ、などのボンクラが喜ぶ演出もあるので、
こちらは1800円払ってでも見に行く価値があると思う。
ちなみに、先週から昨日までに見た映画は
「二キータ」「ロッキー1」「エイリアン1」「ウルトラ8兄弟」
「リリィ・シュシュの全て」「用心棒」「酔いどれ天使」
「ラヂオの時間」「Don't Look Now」等。