煙屋 七星軒[16]
2004 11/23 02:01
石畑由紀子

ピースとホープの香り、好きだな。
二十歳前後の頃、同級生で両切りの缶ピー吸ってる友人がいて、
でもその友人はライターにはあんまりこだわってなくて(すぐ失くすからだと思われ)、
当時私たちが通いつめてたバーの紙マッチを失敬して、それで吸ってました。
紙マッチもなかなか、あのちょっとB級な香りが(笑)好きです。

あと、煙草というか煙草に関する本。
母方のじいちゃんの形見(?)のひとつに、JTがまだ日本たばこ産業だった頃にあった『日本たばこ愛好者の会』の会報特別号があるのだけど、これがすごいのね。
専売法施行後の明治37(1904)年から冊子の発行年・昭和63(1988)年までの日本の煙草のデータと解説が、すべて写真つきで載ってるのです。
パッケージデザインがポップアートみたいで素敵。明治・大正時代のものなんてもう芸術作品なのね。
あと、戦時中はパッケージの紙質や印刷が粗悪だったり、
外来語禁止令でゴールデンバットなんかは『金鵄』って名前に変わってたり。
歴史を感じるなぁ。。と色々考えつつ、時々魅入ってます。

#ノンスモーカーですが思わず書き込み。
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