2011 12/26 15:22
伊藤透雪
孤蓬さんが皇后陛下のお言葉について、引っかかるという発言から始まった議論ですが、
私はご皇室に対しての発言に「拘る」人なので、ご皇室を他の人がどう感じているか
は自由なので気にしませんが、事実と違う解釈には口を出します。
でも長くなりすぎている感があるので、これで私はおしまいにします。
>>153
>「体を張る」行為でないのはもちろん、被災者に内廷費から義捐金を分与する行為でもありません。
もちろん、お金を出すことは一番大きな支援にはなるでしょう。
でも内廷費は自由裁量ではお使いになれない、ということを考えてください。
宮内庁が出すと仮定して、税金には代わりありません。税金を使うということは、政治です。
#追記:御手元金という私費に当たるものはありますが、被災者支援に使えるものとは
#言えない性質のもののようです。(調べた限り)
天皇陛下をはじめご皇族の方々は政治に関われません。それは国が考えることです。
ご皇室という存在は、多くの人にとって「直に接する」「励まされる」ことによって、
癒され、励まされる力は大きいということは事実です。若い人もお年寄りも皆、
大いに励まされたと口々に言っていたのは、テレビ局の演出ではないと思います。
お出ましになる行事全てで、参加する人は皆感激し、温かい気持ちになるのは、
思想や感情論だけでは言い表せないでしょう。
そして、今上天皇陛下と皇后陛下におかれましては、お忙しいご公務の間を強いご希望で
お体をむち打って、被災地を回られた。
けして上からものを言う態度ではなく、寄り添うようにしていらした。
その上、被災地に気を遣わせないようにと、お泊まりにならず日帰りで。
体を削って奉仕されていることには代わりがないと存じます。
菅元総理の態度と比べれば分かると思います。
こうしたことを考えに入れずに、言葉一つで引っかかると言うのは、寂しいと思いませんか。
国母という言葉にネガティブな反応をされるのも、他人の価値観を尊重しないように
感じられて、とても寂しい。
全てのことに平等な目で見つめることは大切なことですが、
「自省」と「他人を自分の感覚で評価すること」は違うと思うんですが、いかがですか?
皇后陛下の真心が相手に通じている状態なのに、言葉一つを取って「驕りか」など外から考えるって、私にはできない。
「人間」を認めるっていうのは感情や感覚も含めて認める、ということじゃないかと思うからです。
自省をするのは大切ですよね。孤蓬さんが出された人の言葉、きっとご自身で自省なさるときに
参考になさっていると信じたいです。