エリオットしとりあそび(2)[578]
2005 02/01 22:02
ピッピ

*** 鈍器のようなもの ***

面接官「特技は鈍器のようなものとありますが?」
学生 「はい。鈍器のようなものです。」
面接官「鈍器のようなものとは何のことですか?」
学生 「鈍器のようなものです。」
面接官「え、鈍器のようなもの?」
学生 「はい。鈍器のようなものです。鈍器のようなもので大ダメージを与えます。」
面接官「・・・で、その鈍器のようなものは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。商談を問答無用で通すことができます。」
面接官「いや、当社はそのような通し方はしません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
学生 「でも、警察にも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「城壁すら粉砕できるんですよ」
面接官「ふざけないでください。それに城壁って何ですか。だいたい・・・」
学生 「城を囲っている壁です。防御の要になります。他にも堀や柵などが・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。鈍器のようなもの。」
面接官「いいですよ。使って下さい。鈍器のようなものとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。今日は忘れたみたいだ。」
面接官「帰れよ。」

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