詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part1[766]
01/22 22:42
深水遊脚

クローバーさん、ありがとうございます。

 ラジオの比喩にちょっと危険なにおいがします。それと失うはオフかな?理性に繋げる場合の、失うの反義語は?といったことをずっと考えていました。
 理性が電流、あるいは電波のように、それがなければ音(=知性に対応)が存在し得ないことにしてしまうのは危険な気がします。知性が高い、という言葉のニュアンスを考えると理性と密接に関わっているので、知性が理性をコントロールするボリュームのつまみだとするのは間違ってはいない気もしますが(ただ、理性がすべてではありませんが)。もう一つは、「失う」は確かに高低ではありませんが、この場合は有無でもないと思うのです。理性を失うの反対は、理性を得るではなく、理性を保つです。ということは何らかのメインテナンス系統に相当するかもしれません。

 ただ、ラジオの比喩のおかげで、ある懐かしい記憶がよみがえりました。私が中学生の頃に技術・家庭という授業があり、ラジオの自作キットをもとに部品をハンダ付けして作ったのを思い出しました。理性は電気回路そのものかもしれません。

 知恵のほうは、人とやりとりする粘土のようなもの、との考え方が面白かったです。理性なんかもその粘土のひとつかもしれません。理性の整形に失敗してヘンテコリンなものができても、ひとつの知恵とみてそれを使いこなす術もある。

 知恵には、人がどんな状態になっても受け止めてくれるし、何をしたいと言ってもとりあえず背中を押してくれるような、そんな大らかなイメージも持っています。先に言った「処世術」となると急に小さくなってしまいますが、そこは臨機応変、変幻自在と考えることもできます。
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