詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part1[664]
2010 12/27 18:27
……とある蛙

「音楽が聞こえる」MEMO

れいによって、メモです。ごめんなさい。

賢治

メンタルスケッチの構造
 音楽・風景→メンタルを開く
       メンタル→言葉を生む
  とすればオノマトペは重要な要素である。

賢治は音楽こそメンタルを開くもので
 そこで始めて心象をスケッチする言葉が生まれるとする。

メンタルをモディファイして言葉に定着する。

朔太郎

 反復→変化して反復 
    変化して→反復
  脚韻と異なる。変奏曲的なもの

白秋

作曲と作詩の関係

作曲し易い詩とは

必ずしも押韻の問題ではない。

中也

サーカス

ゆあーん ゆよーん ゆやゆよーん

このオノマトペはブランコ

おそらく音楽を常に意識していることは朔太郎と一緒だと考えられる。

よく初対面の人間にサーカスを朗読していたようだ。

そして、オノマトぺ部分はかなり思い入れたっぷりに朗読したそうな(大岡昇平談)。谷川俊太郎は詩の朗読に思い入れは絶対ないそうです。

※この本 エッセイなので理論的ではなくあくまで印象でしか書いていませんが、詩と音楽との関係でうなずける部分はあります。
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