詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part1[612]
2010 12/07 18:39
鵜飼千代子

>>611
社長してたのに、「無学」って。(笑)
学歴の話なら、H詩賞の選者にsadame2さんの一周り上世代だけど、中卒の詩人もいるよ。(普段これで次に進みますが説明しますと、学歴については学生運動の世代の名残もあるでしょうし、批評や色々な文稿に触れることは、意欲が有れば学者馬鹿レベルに突き詰められる。)

sadame2さんが団体の代表になりたくて、「これ読んでますか?」という、思春期の挑戦状に勝たなければ気が済まないのであれば別ですが(代表になったとしても、わかる人が直ぐに出てくると思いますが)、「詩を書く」ということに、「勉強しなさい」は、あまりフレンドリーではないかも。それは、「選ぶ人」がしなければいけないことだ。賞を出すだとか、この作者の詩を売ろうという商業出版社のセンスだとかそういうところには必要だと思うけれど。

実際、自分がいい詩を書くことに専念すれば、「詩はいいのかもしれないけれど、あんた馬鹿だよね。こんな本も読んでいないの?」という、読んだ本を自分の血肉に出来ていない「チンピラ」のような詩書きに絡まれることはありますが、「見せ合うのは詩」で、プライベートで優劣を決めれば、詩界が沈み込むことはわかりきっていることですから、そうした方にまだ理解が届かず、社会新卒のお若い人は、自分の苦悩を発散するのでなく、持ち出しばかりで夢も希望も無い日本の詩の世界で、「これどうよ!」と、おつりはなくても、お前が詩人なら。ってものを見せて欲しいですね。

「詩に命をかけるなんて」って書かれている方もいますが、お話以前に、「命をかけちゃった(亡くなった)」仲間を灯火に生きている人が、ここでもけっこういるんですから。
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