RT会議室突発連詩ログ保管庫[57]
2005 06/14 01:59
ヤギ

六月十四日零時過ぎ
二行×二巡
青春 無限→クローバー→結彩→ヤギ の順で

「切れ端シネマ」


若さのバカを映す
春の青い光
カタカタとなるショートフィルム
孤独と虚勢のよくある話
今となっては、
眩しすぎて 綺麗すぎる話
どこかへ行きたいと笑い続けた日々が
ただ網膜に焼き付いて
あなたに会えるのも夢の中だけになって
後に残るのは
安っぽくて塩と胡椒でも助けられない夕食と
膝を抱える透明な春の綻び
現実には何もないから
夢の中ではあの時で居させて
君との街の映画館で
ひとりカーテンコールをねだりつつ
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