RT会議室突発連詩ログ保管庫[39]
2005 05/09 03:35
ベンジャミン

会議室Aにて、あおの過程さんが投稿されたのとかぶりますが、連想した言葉や文章をつないだ詩を投稿します。
ベンジャミン→S→あおの過程

↓これは、僕がつないだ詩です。


小石をけとばしながら
ちっぽけな勇気からはみだす葛藤をぶらさげて
いたずらに飛び込んだ群集の中
はだしのままでぶつかる角度を見失う
水晶が屈折させる光のように真実はゆがめられる
苦痛をなぞる頬の輪郭はどこまでも透けて
若い仮面は瑞々しいまま、小さな傷を増やしていく
枝から落ちたりんごの悲鳴は耳に聞こえなくても
地中に響かないよう両手で受けとめた
( )
そのままでは意味を伝えられないかたちを見て
怖がらないようにそっと書き足した言葉は
埋めきれない手紙の白い余地からこぼれて
伝わらない気持ちを押し流しても
呼び覚まされてしまった過去を悲しく見つめてしまう
破れる海から溢れる涙をかき集めれば
底まで続く文字のうなりは季節を越えて今に辿りつく
廻りめくられる日々の中でほのかに灯る回想のランプ
回転木馬で夢を見るような憂鬱な現実を覗き込めば
つなぎとめられずにこぼれてゆく夢の脆さを感じずにはいられない


※以下、最初から最後までの連想です。

小石
ちっぽけな勇気
はみだす葛藤
いたずらに飛び込んだ群集の中
はだしのままでぶつかる角度
水晶が屈折させる光
真実はゆがめられる
苦痛をなぞる頬の輪郭
若い仮面は瑞々しいまま、小さな傷を増やしていく
枝から落ちたりんご
地中に響かないよう両手で受けとめた
()
そのままでは意味を伝えられないかたち
怖がらないようにそっと書き足した
埋めきれない手紙の白い余地
伝わらない気持ち
呼び覚まされてしまった過去
破れる海
溢れる涙
底まで続く文字のうなり
季節
廻りめくられる日々
ほのかに灯る回想のランプ
回転木馬で夢を見る
憂鬱な現実
つなぎとめられずにこぼれてゆく夢の脆さ
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