2005 05/04 02:36
ベンジャミン
連詩 5月4日 AM2:00
ひるね温泉→ベンジャミン→丘 光平→薔薇
「放物線」
放物線、それは準線lと定点aからの
それぞれの距離が等しい点の軌跡である。
そういえば、君のネックレスをたらすと放物線です。
そしてある日、君があふれさせた涙を
振り切るように空を見上げたときに放たれたその
透明な一粒が宙に描いたのも間違いなく放物線でした。
僕のXは君を力強く支えるように
君のYは僕を優しく見つめるように
ふたつの呼吸は互いの位置を描いて来たのです。
放物線、それは、
父の隣に立つ少年が大人になっていくとおさの過程であり、
あなたへと墜ちていく希望の、飛べない鳥である