RT会議室突発連詩ログ保管庫[29]
2005 05/04 02:36
ベンジャミン

連詩 5月4日 AM2:00
ひるね温泉→ベンジャミン→丘 光平→薔薇


「放物線」


放物線、それは準線lと定点aからの
それぞれの距離が等しい点の軌跡である。
そういえば、君のネックレスをたらすと放物線です。

そしてある日、君があふれさせた涙を
振り切るように空を見上げたときに放たれたその
透明な一粒が宙に描いたのも間違いなく放物線でした。

僕のXは君を力強く支えるように
君のYは僕を優しく見つめるように
ふたつの呼吸は互いの位置を描いて来たのです。

放物線、それは、
父の隣に立つ少年が大人になっていくとおさの過程であり、
あなたへと墜ちていく希望の、飛べない鳥である

  
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