廃人がポツリとつぶやく部屋11[794]
2010 09/23 21:12
鵜飼千代子

>>793
孤蓬さんの[789]とわたしの「ぼっき!ぼっき!ぼっき!」は、同じ子供の知らない無邪気さなんじゃないかな。

それと、「虫も殺さぬ」は、次元が違うと思うよ。血が通っている。人間らしいと思う。
無邪気な子供も人だけど。

作品として言えば、しょっぱな理屈っぽくて、3行で女の子逃げちゃうかな。って、女の子を意識して書いてないだろうけど、その後も、少し自分を不自然に思われないように説明しすぎな気がする。書くんだから、もっと思い切っちゃって、「どう思われるか」って、説明になっているような表現を切った方が、読み手は、入り込めると思う。後半は、書き手も乗ってきたのか、ずんずん引き込まれました。

「生への好奇心」って大切だと思います。たんなる幼さゆえの「無邪気」とは違う、愛情を孕んでいると思います。

孤蓬さんの[789]は、もっと単純に、幼さゆえの無邪気が引き起こす残酷を書かれていて、けれど、そういう経験も、そこまで考えてはいないけれど佐々さんの「虫も殺さぬ」に収束するような、学びがあるのではないか?現代では、そういう経験も持たずに大人になっているのでは?という、いい大人の書き込みだと読ませていただきました。

3人とも歳が近いですから、だいたいわかるってのもあるけど、もっと、若い、ロム読者も沢山いますから。
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