2010 01/06 20:45
松岡宮
小室哲哉「罪と音楽」読みました。
「罪」の部分より「音楽」の部分が印象に残りました。「いちおう罪も語らなきゃいけないんだけど、それより僕は音楽を語りたいんだ!」といった感じで、妙に音楽への夢と愛にあふれる不思議な読後感・・・・。
でも、人の言葉には固有のBPMがあるといった話題や、倍音についての話題、近年の歌詞がどんどんわかりやすくなっていることへの自戒や警鐘など、音楽に対する指摘は興味深く、素人のわたしにもわかりやすかったです。
あと、あんまり精神的に苦しすぎると音楽なんて作れないそうで、それは詩も同じだなと思いました。