2010 05/23 10:53
AtoZ
孤蓬さん
わたしはこれ以上、あなたに恥をかかせたくないから言っているんですが、わかってもらえないようですね。
>少なりとも論理を弁える人が読まれれば、この議論の帰趨は明らかでしょう。
議論の帰趨ではなく、そもそも議論になるような内容ではなかったということは明らかにわかるでしょう。
わたしは「兵隊の階級」について論文を書いていたのではない。
詩の未読、批評、洞察に関する議論をほうっておいて、瑣末な枝葉末節の知識自慢にあけくれるようなことで
お互い、いったいどんな新たな地平をみることができますか。
かといって「知識」以外、あなたには何もない。
洞察は知識によって導かれるのではなく、洞察を補助するにすぎない。
知識によって洞察が導かれるのなら、パソコンやロボットが一番優秀なことになる。
しかしパソコンやロボットは山のような知識はあってもいっさいの洞察ができない。
知識を洞察の補助的なものと考えるか、知識しかないものが洞察をも支配できると考えるか。
いわずとも明らかでしょう。
だれかれは知識としてこんな間違いをした、だから、あいつのいうのはデタラメだと非難することが、
どれほど不毛なことか孤蓬さん、よく噛み締めて貰いたいと思います。
たしかにわたしは、
>19歳で海軍機関兵として入隊し、サイパンでは部下を引き連れていたというから
>上等兵か曹長という階級にいた方だろう。
>いずれにせよ、歴戦の兵士であることに違いはない。
と書いた。
しかしこの批評は兵隊の位についていの論文ではない。
田崎さんは「歴戦の兵士である」のではないかという確信に至る
わたしの想像をたどる過程の道筋として書いている。
それが(つまり正確な兵隊の階位が)少々間違っていたとしても「歴戦の兵士」であったかなかったかには
それほど関与してこない。
事実、あとから祐緋さんのコメントで田崎さんが歴戦の兵士ではなく、初めての戦闘経験がくだんの戦いであったことが
わたしにはわかったのだから、「歴戦の兵士」であることは間違いだった。
いずれにせよ、具体的なことが書かれていない詩から、そこまで読み取ることはなかなかむつかしい。
とはいえ、そのような具体的なことがあの詩論の目的ではなかったから、品質論を述べるには
別になんの差し障りもないことであり、孤蓬さんの間違いを指摘してくださったコメントにも謝意を呈しておいた。