批評しましょ[503]
2005 11/23 10:34
田代深子

>500
勘弁してくれ雅樹ちゃん わたしゃ中身の細かいとこなどどうでもよかったんだ(笑)
詩人詩人いうのがイヤなんだって書いたじゃん いつもそう言ってるじゃーん

でも雅樹ちゃんのご指摘については たぶんケムリさんご本人の返答が適切だと思う
>>496
>概念の記号化抜きにして、あの手の文章は成り立ちません。あらゆる描写を背負うために文章の中心にはキャラクターを置かなければならない。そこで、ぼくは「詩人」という言葉を使いました。詩人とは他者により規定される概念である、とぼくは考えています。そして、僕自身があの作品の中で語り手の客観性(それはもちろん形のうえで、ということなんですけれど)を利用することで、どこにも確固とした形のない「詩人」の概念の外側をなぞっています。

>主観からの文章で、ぼくは「詩人」に触れることが出来ません。主観から始めて詩人を語ると「何を以って詩人とするか」という問題を解決しなければならなくなります。文章の中に架空のキャラクターとして「詩人」を置き、それを客観性を装って外面のみを描写することで、存在しない詩人についてあれこれと書いているんです。そして、「詩人」を「詩人」足らす中心軸になるようなものについては、あの文章は全く触れていません。触れられないからです。それに触れると、架空の中にしか存在出来ないキャラクターの薄っぺらさが目に触れる形になってしまう。つまり、あの文章は過去に存在した詩人について、その行動や人生について語る「詩人論」同様に、架空の「詩人」を存在させ、その外面を描写して遊んでいるだけなんです。
(無断引用になるのかな…? ごめんなさい)

わたしもこれは正しいと思うよ とゆーか当然のことじゃん
つまり万人の納得する正しい〈詩人〉像などないわけで
すべては架空だし つっこみどころ満載 〈詩人〉さん方の人数分だけ反論がある
だからたくさんの人が「えっここんところってアタシのことなの? ちがうの?」
ってハマるわけでしょ「そうそうそう こんな感じ!」「えぇ〜これは違うだろ〜」
(だーかーらー わたしはその反応の仕方がイヤなんだけどね)
これを総じて笑いに変換し「面白味」とするわけだよ
文章としてはうまいもんなのだよ 本当に

雅樹ちゃんの論理は完全に ケムリさんの文章の世界を前提としたうえで
そこに自分の観念と齟齬があるのが納得いかないって そういうことでしょ?
「わたしにとっての〈詩人〉はこうじゃない! わたしは違う!」
生真面目すぎます つかハマりすぎです

で まぁ わたしはその作者と読者の〈詩人〉前提ゲームの構造自体がイヤ
ってことなのだ うーむ…わかってもらえるだろうか…

#この発言 全体に意地の悪い書き方になってるかもな〜 その部分はごめん


あ そうか でもわたしへのいちゃもんじゃないんだよね
まぁ でも上記のようなケムリさん自身の発言がカウンターとして最も相応しい
と思うので このまま掲載
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