2005 04/12 02:19
佐々宝砂
>>402
私のくらいは残しておいてくれてもよかったんですけど(笑
まあ全部消すのは潔くていいのかもしれません。
焚き火して頭を冷ましてきたので、冷静にレスしようと思います。いささか頭が尖った状態で矢継ぎ早にレスしてしまい、不快になった方がいらしたかもしれません。ごめんなさい。素直に謝っておきます。で、
http://www.tinami.com/の問題について・・・私は、自分がオススメリンクとして紹介したこのサイトに、問題が全くないとは思っていません。むしろ問題を提起するサイトであると考えています。そして、問題提起をするサイトをおすすめリンクとして紹介することは、けっして悪いことではないと考えています。その問題について語り合うことも、です。ですから、サイトに対する批判はしてもらって構わないのです。
児童に対する性的欲望は、実際問題として、存在するものです。なぜ存在するようになったのかは、私にはわかりません。もともと人間にはそのようなものがあるのかもしれません。幼児にも性欲はある、とフロイトは言いました。念のため言っておけば、私はフロイトが好きじゃありませんし彼の言い分が正しいかどうかもわかりません。わかりませんが、自分の経験に基づいて言えば、小学生の少女にも性欲はありますし、ちゃんとしたテクニックで触られれば快感を覚えます。それは紛れもない現実です。男性側の欲望については、私にはほとんどわかりません。わかりませんが、子どもに対してのみ欲望を感じる人がいるらしいのは確かで、そして私はそのような人を不憫だと思います。なぜそのような幼児性愛者が存在してしまったのか、彼等をいちがいに否定せず考えるべきだと思います。そして性的被害を受けた子どもの将来をも、きちんと考えるべきです。あってはならない、という言い方をする人がよくありますが、あってはならないことは、実際にはよくあることなのです。実際にあることを、目くじらたてて否定してもしかたありません。なぜそのようになったのか、今後どうしたらいいのか、考えねばなりません。
性的な悪戯を受けた側は、自分の身体やセックス行為を汚れたものだと考える傾向にあります。私もそうでした。しかし、身体やセックスそのものは悪ではありませんし、汚れたものでもありません。大人の男性といやらしいことをした、という事実が変わらなくとも、そのいやらしいことが「悪」だったのか、「秘密だけど楽しいこと」だったのかで、子どもの将来は大きく変わります。きっぱり言ってしまえば、幼児性愛が悪か善かは文化によって違うものです。たとえば、谷川俊太郎に少年少女同士(たぶん10歳前後)の性愛を肯定的に描いた詩があります。アフリカかどこかの部族の子どもたちがセックスしていた事実に基づいてかかれたものです。中学生ころの私は、その詩のおかげでかなり精神的に救われました。
私は、レイプを肯定しません。レイプ被害者として、レイプを強く憎みます。けれども、レイププレイが好きな個人を否定はしません。結局はお互い同意のもとにしているのですから、それは単にプレイ、和姦であって、本当はレイプではありません。恋人でも同意がなければレイプですけど、レイプされるのが好きな女性なら話は別。そのような女性の存在が、レイプを増やすわけではありません。現実問題、話は逆なのです。レイプされるのが好きな女性は、レイプ体験によって生まれることが多いのです。レイプトラウマの症状のひとつとして、暴力的なパートナーとの交際があげられています。
性暴力情報センター(
http://www.macska.org/saic/ このリンクも見ておいてください、レイプトラウマについても載ってます)によれば、レイプに関する迷信というものがあるそうです。迷信第一が、『レイプは被害者が加害者を挑発した結果起きる。』 。この迷信こそが、被害者の心を傷付けます。
五月さんと吉祥寺ゆづルさんを非難するつもりはつゆありません。正しい理解を求めるのみです。タヒちゃんも性暴力情報センターをよく読んで下さい。加害者はたいてい普通の男性なのです。