批評しましょ[285]
2004 09/17 12:20
片野晃司

前のほうに「emotion過ぎるスレ」という意見があったけどまさにそのとおりで、情緒的、感情的なコトバのぶつかり合になってしまっている気がする。
もともと最初の切り口から違っているんじゃないだろうか。書いてある内容について咎めていくと、結局、詩の良し悪しの話から離れていってしまう気がする。たとえば、ある詩が面白い感じ、その理由が単に、書いてある内容によってであって、詩の表現によって特段にそれが際立っているわけでもない場合、「これって別に詩として書かなくても、エッセイでも短編小説でもよかったんじゃないの」と感じることもあります。そうした時、その違和感(ある意味、不満感か)を内容のほうへぶつけてもしょうがないのであって、むしろ、詩表現に注目するほうが前向きかな、と思います。
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