批評しましょ[236]
2004 09/12 01:09
角田寿星

>>235 反論。こういう批評は山田さんの芸風なのかねえ…。

この詩に対して、山田さんが嫌悪感をあらわにするのは正しい。
なぜなら、そういう意図を持った詩だから。

最終部での彼女と上司との笑いはけして調和的なものではなく、ヨソ行きの御愛想と皮
肉が混じった、乾いた「大人としての」笑いなんですよ。
つまり彼女は鈍感ではなくて、山田さんの言及しているオーディションの欺瞞に気付い
ているんです(アウシュビッツ云々まではよう知らんが)。
だから上司のセクハラまがいの質問に答えて「みた」んです。上司の考えてる(だろ
う)ことに答えを合わせた。それはいわゆる「結論」ではなくて、もちろんのこと品定
めをする側の優越感でもなくて、まあせいぜい、ちょっと謙遜の混じった処世なんで
す。
彼女が「モデルちゃん」をバカにしてるとはぼくは思えないけどなあ。
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